9月 深川句会のご案内

9月深川句会のご案内
 
日  時:9月26日(水)午後1時
会  場:江東区文化センター
     江東区東陽4-11-3
     TEL 03-3644-8111
会  費:2,000円
第1句座:雑詠5句出5句選
第2句座:席題3句出3句選
*大谷主宰ご出席の句会です。
 
8月深川句会のご報告
*8月22日、25名
*一部直しが入っています。
*◎が特選句、他は入選句です。

(第1句座、雑詠5句出5句選)
◎夜店の荷まだ解かれずに日盛りに 明子
◎蠅をらぬこの世淋しや長き夜   和子
◎切れ切れの思い出接げば虹かかる 和華子
◎君と見し藍に花芽や涼新た    寛子
◎寄り道のこの世にながゐ生身魂  和子
◎白桃の尻たてよこに並ぶ箱    ひろし
朝顔市夜明け前より客来たる   遊歩
東京に谷山あまたしたたりぬ   和子
涼風を吹き入れそつと封緘す   和華子
解き放つ己の白帆ヨット行く   遊歩
背を越され声変りして日焼して  順子
骨壺に紙切れ一つ敗戦日     順子
秋あかね登呂の大空ほしいまま  秀子
銀漢の一滴こぼれ露草に     間宮伸子
井戸水をたつぷり被り真桑瓜   幸三
白虹を天女となられ渡りゆく   和子
船首にはリュックの君よ大文字  佐幸
俳諧の寂のもたらす喜雨ならん  佳余子
調律の済みし虫より籠の内    桃瑪
かぐや姫宿せるやうな竹を伐る  靖彦
参道は妻恋ふ鹿の匂ひかな    間宮伸子

(第2句座、席題「秋風鈴、小鳥来る、桔梗」、3句出3句選)
◎古き詩のごとく桔梗開きけり   幸三
◎廬山寺の真白き桔梗見にゆかん  佳余子
桔梗や通ひなれたる母の墓    佐幸
竜文の韓の祈りの秋風鈴     遊歩
秋風鈴浄土の風の来るごとく   幸三
星こぼれ五つの角の桔梗かな   伊豆山
乾きゆく空よ水辺よ小鳥来る   伊豆山
フクシマの秋の風鈴そのままに  梅子
暴れ川でありしは昔桔梗咲く   寛子

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