8月 深川句会のご案内

8月 深川句会のご案内

日  時:8月22日(水)午後1時
会  場:森下文化センター
     江東区森下3-12-17
     TEL 03-5600-8666
会  費:2,000円
第1句座:雑詠5句出5句選
第2句座:席題3句出3句選
*大谷主宰ご出席の句会です。
 
7月深川句会のご報告
*7月25日、23名
*一部直しが入っています。
*◎が特選句、他は入選句です。

(第1句座、雑詠5句出5句選)
◎涼しさを刀に打ちて刀鍛冶     梅子
◎合歓咲けどけふも船来ぬ波の音   和子
◎たまはりし今をほがらに羽抜鶏   寛子
◎竹婦人夜風を抱きゐるごとく    和子
◎箱眼鏡祝ひの鯛をまづ仕留め    遊歩
◎箱庭の水車を廻すにはか雨     秀子
◎泉汲むうしろにぬつと牛の貌    宣行
 炎帝の怒りやこの世熱地獄     桐幹
 早起きの雀に起こさる暑さかな   順子
 老鶯に聞き惚れ外す山の径     佐幸
 名にし負ふこの熊谷の暑さかな   節子
 君もまたせつかちで汗つかきな人  逸郎
 疵深き裸さらして泳ぎけり     遊歩
 大夕立ぶつかり合ひて羊逃ぐ    間宮伸子
 生け捕られ呆と鰻の昼寝覚     宣行
 打つて出る力なき蚊よこの炎暑   佳余子
 一塊の男となりて泳ぐなり     幸三
 小さき鎌しかと構へて子蟷螂    菊江
 のらくろも通り歩けぬ酷暑かな   梅子
 ゆるされし流人は誰か蘇鉄咲く    間宮伸子
 喫茶去や一碗の山滴れり      伊豆山

(第2句座、席題「氷河、心太、水中花」、3句出3句選)
◎わが家のあとに知らぬ家ところてん 節子
◎水中花水にも色のあるごとく    いづみ
◎国引きの海を一突き心太      和子
◎いにしへの恋は氷河を溶かすほど  間宮伸子
◎青年や氷河を越えて来しごとく   佐幸
◎心太一気に突いて世を忘る     怜
◎心太海の光を一呑みに       遊歩
 雪上車氷河ばりばり踏み分けて   逸郎
 仮の世のわれらのすがた水中花   梅子
 人類の身に何ありや大氷河     佳余子
 一杯に心ひらきて水中花      幸三

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