6月、東京句会のご案内

6月、東京句会のご案内

日時:6月9日(土)
集合:午後1時
会場:亀戸文化センター
住所:〒136-0071
東京都江東区亀戸2-19-1
カメリアプラザ5F
03-5626-2121
*アクセスはこちらをご覧ください→地図
会費:2,000円(学生半額)
*大谷主宰ご出席の句会となります。
*一句座(10句出/5句選)でおこないます。
*投句は持寄と席題(3句以上)を合わせて10句とします。
*以下のような流れを想定しています(目安です)。

 席題発表:13時
 投句:13時〜13時45分
 選句:13時45分〜15時45分
 (休憩15分)
 披講と評:16時~17時

5月の東京句会報告(33名参加)
* 一部直しが入っています。
* ◎が特選です。
〈当季雑詠五句投句/五句選句〉
◎だぶたぶのドレスを引いて金魚かな 靖彦
◎過去帳の厚みに風を入れにけり   あけみ
◎遥かより言伝てのごと滴りぬ    かよ
◎なんのかの生きて矍鑠菖蒲風呂   常之
◎引く波に乗りおくれしか緋べらの子 元子
◎八十に足しゆく齢ぞ衣更へ     明法
◎一輌にどつと乗り来る夏服よ    雅子
 常滑の急須あかあか新茶汲む    秀子
 見習ひの水が重たき金魚売り    遊歩
 鯉幟空を泳いで山越えん      直子
 夕凪やふくれしままに河豚乾び   道子
 種芋は月下に茎を伸ばしゆく    伸子
 白躑躅氷の山のごとくなり     千方
 憂さ晴れよ柏若葉の明るさに    菊江
 明易しがんセンターも魚河岸も   遊歩
 水伯はをみな神なり簗を汲む    あけみ
 大仏もよこたふほどに日永かな   奈央子
 ほめあげて呵呵大笑の扇かな    靖彦
 駅名に残る故郷桐の花       昌子
 とりごりの気球よあがれ山開き   有紀
 白秋の荒磯に蟹のたはむるる    梅子
 吾が庭の蕗もひと色五目めし    佐幸
 全快の知らせ届きて新茶きて    寛子
 生きのびて樗の花の香る下     元子
 篝火を落とせばゆるむ鵜の目かな  一郎
〈席題三句投句/三句選句〉
「穴子」「夏痩」「カーネーション」
◎吉備といふ渚にひらく穴子かな   隆子
◎よろこびは晩学の灯よ夏やせて   怜
◎昂まりて胸もて受けるカーネーション あけみ
◎福耳のゆたかや夏を痩せてゐて   道子
◎ゆく水の流るるさまに穴子裂く   節子
 夏痩せてなほも精進せし人よ    梅子
 江戸つ子のはしつくれなり穴子喰ふ 靖彦
 いつまでも母は母なりカーネーション 雅子
 昼酒を飲んでひと寝やあなご舟   佐幸
 カーネーション若き日の服もう一度 明子
 カーネーション百本ほしき百歳に  節子

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