9月京都句会のご案内と大文字句会報告

9月京都句会のご案内と大文字句会報告

 

古志京都の9月句会は,次のとおりです。

 

句会日時:9月19日(月・祝)午後1時から午後5時まで
句会場所:こどもみらい館(最寄駅:地下鉄「丸太町」)

※定例の第3日曜日の18日ではありませんので,ご注意下さい。
※場所は,下記ホームページの「アクセス」をご覧下さい。
http://www.kodomomirai.or.jp/

 

8月大文字句会(17日)の報告

 

今年の大文字は、大雨警報が出て土砂降りの中で行われました。
句会は,大谷弘至主宰出席の下,こどもみらい館で開催しました。出席者18名。
第1句座7句出句5句選,第2句座3句出句3句選。
主宰の選は次のとおりです。(◎:特選,無印:入選)

 

◎倶会一処ざんざん降りの大文字    美智子
◎大文字滂沱の雨に負けず焚く      桃瑪
◎消炭に雨の雫や涼新た         悦子
◎かけあがる雨の松明大文字        
◎大文字この世の雨を行かるるか     雄二
◎魂送る彼岸のちよつと手前まで     忠雄
◎大文字の後雨逃げの御座敷へ      忠雄
◎亡き父と二階の屋根や大文字      一爽
魂送らん滂沱の雨に火を掛けて     嘉子
大文字雨も佳境となりにけり      まき
蝋燭のゆらぎはどなた盂蘭盆会     雄二
不死鳥のごと燃えあがれ大文字     一爽
沢蟹を手に下りる子や如意ヶ嶽     雄二
火の筆でかつと描くや大文字      忠雄
これやこの雨にけぶるも大文字     洋子
精霊の名残の声か白雨くる       嘉子
秋草の束もくべんや大文字       悦子
今朝晴れて大文字の跡見にゆかん    忠雄
大雨が冷やす大地や大根蒔く      幸子
五山の火闇に蛙も送るらし       桃瑪
先斗町西日かげれば人の出て      洋子

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