3月、東京句会&授賞式のご案内

日時:3月12日(土)
   13時~16時:句会
   16時〜17時:授賞式
   17時30分〜19時30分:祝賀会
句会場:江東文化センター
   東京メトロ東西線 「東陽町」駅下車1番出口より徒歩5分
句会費:2,000円(学生半額)
句座:持寄+席題7句出句5句選
*大谷主宰ご出席の句会となります。
*会場は亀戸文化センターではありませんので、ご注意ください。
*古志四賞の授賞式を句会のあとに開催いたします。
*句会は一座(持寄+席題7句出句5句選)となる予定です。
*祝賀会はホテルイースト21東京「ブラスリーハーモニー」となります【地図】。会費は5,500円。どなたでもご参加いただけます。詳しくは、古志2月号(102ページ)をご覧ください。
 
 
2月の東京句会報告(35名参加)
* 一部直しが入っています。
* ◎が特選です。
〈当季雑詠:五句投句/五句選句〉
◎春の水浴びてくろぐろ烏ども   麻衣子
◎やいやいと内弁慶の鬼は外     遊歩
◎やぶ椿めじろゐるらしよくゆれて  明子
◎春風や雲も東京吾も東京      伸子
◎あの世とはここかも知れぬ日向ぼこ 幸三
 引越しのピアノ宙吊り春の風    和子
 踏むが良い神のこゑする絵踏みかな 和子
 目をあけて眠る岩魚や薄氷     和子
 豆撒くや日本中の鬼の数      伸子
 働いて蜂の巣日ごと重くなり    伸子
 ポンポン船江戸川の春弾ませて   道夫
 職退きて覚えし針を納めけり    道夫
 鉄塔とひとつに暮れて寒鴉     みほ
 山彦は山へ戻りぬ初諸子      みほ
 何や彼や行き付けのある妻の春   一郎
 太陽の水のみに来る孕鹿      一郎
 独活抜いて山の笑ひを起さんや   千方
 勝凧のものさみしげな影一つ    千方
 薄氷の何時ほどけしか友逝けり   東久
 初音待つ龍太自慢の竹箒      梅子
 この国のかたちいまだに菜の花忌  常之
 春日差し日毎に重き赤子かな    順子
 国取りの如く切り合ふけんくわ凧 ひろし
 ちぢみたる背丈よ指よ水温む    節子
 福豆の枡をこぼれてはづむ音    靖彦
 恋猫の抜け道いくつ路地の闇    菊江
 わが雛みんな手作り紙と貝     明子
〈席題:三句投句/三句選句〉
「啓蟄」「白魚」「山茱萸の花」
◎白魚椀この世の白といふあはれ  美津子
◎雪のしらを氷のしらを汲みにけり 美津子
◎吹き寄する花びらのごと白魚かな  幸三
◎啓蟄やわが家を囲むもぐら塚    常之
 山茱萸の花かつぼみか黄金なし  佳余子
 啓蟄や穴を出でたるめでたさよ  佳余子
 広島は水の町なり白魚網      道子
 白魚網ざぶりと揚げて水ばかり  麻衣子

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