2月、東京・神奈川吟行句会のご案内&句会報告

★日時:
2016年2月27日(土)午前10:00

★集合場所:
小石川後楽園入口
JR総武線「飯田橋」東口徒歩8分、地下鉄大江戸線 「飯田橋」C3出口から徒歩2分、東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋」A1出口から徒歩8分、丸ノ内線・南北線「後楽園」中央口から徒歩8分。
※集合に遅れる方は吟行をすませて句会場にお入りください。

★吟行地:
小石川後楽園
〒112-0004 東京都文京区後楽1-6-6
℡03-3811-3015

★句会場:
園内「涵徳亭」円月・不老の間 (洋室) 12:30~16:00
※昼食を済ませて句会場にお入りください。

☆小石川後楽園は、江戸時代初期、寛永6年 (1629年) に水戸徳川家の祖である頼房が、江戸の上屋敷の庭として造ったもので、 二代藩主の光圀の代に完成した庭園です。光圀は作庭に際し、明の儒者である朱舜水の意見を取り入れ、中国の教え「(士はまさに)天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から「後楽園」と名づけられました。また、庭園の特徴として各地の景勝を模した湖・山・川・田園などの景観が巧みに表現されています。
2月は梅や椿の見ごろとなり、梅まつりが開催されます。

☆出句は10句。13:30〆切とします。
✿どうぞお出かけください [係:大平・神谷・大場]
 

1月の句会報告
雪催の明治神宮を吟行しました。参加者は、11名。

第1句座(10句出句7句選)

 龍の玉ひとつに籠る宇宙かな    じろ
 森百年何世生き継ぐ狸かな     伊豆山
 かはせみを映して瑠璃に薄氷    和子
 薄氷を突いて翡翠漁れり      宣行
 春近き菖蒲谷から水の音      佳余子
 堂々と吉書かかげる花の春     梅子
 恵方とて清正の井へ皆急ぐ     ひろし
 雪催鯉の動きは影のごと      明子
 拝殿の楽の音深し雪もよひ     ひとみ
 大寒の見本のやうな今日の空    あつ子
 悴みて願ひの言葉たどたどし    菊江

第2句座席題(大寒・冬菫・蜆汁)

 もう我を叱る父母なし蜆汁     和子
 そばにゐて冬のすみれのやうな人  梅子
 酔ひ醒めの熱き一椀蜆汁      伊豆山
 大寒の托鉢僧の佇めり       明子

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