10月、深川句会のご案内

  • 日時:10月28日(水)午後1時
  • 会場:芭蕉記念館分館
  • 会費:2,000円
  • 第一句座:雑詠5句出5句選
  • 第二句座:席題3句出3句選

*大谷主宰ご出席の句会となります。
 
 
9月の深川句会報告
*9月23日、芭蕉記念館本館
*一部直しが入ってます。
*◎が特選です。

◎薦被る覚悟を問はん鰯雲       洋
◎鷹渡る羽音つぎつぎ波のごと     靖彦
◎天狗茸夜は地蔵と語るらん      間宮伸子
◎眺望のわが住む方は霧の中      あつ子
◎這ひ這ひにはや鯊釣りを仕込まんと  麻衣子
◎薦の身の吹かれ風船葛かな      伊豆山
◎下り簗しかけて月を待つ男      和子
◎下り簗水吐きながら静かなる     東久
◎見にゆかん堅田ヶ浦の下り簗     梅子
 ありし日の母の笑顔や栗粉餅     佐幸
 鰡とんで鬼の怒りをしづめしと    麻衣子
 人恋ふや木の実踏む音落つる音    宣行
 腰太き土偶の裔や衣被        伊豆山
 夜は長し話は蕎麦を喰うてから    逸郎
 ふるさとは鷹渡るころ帰りなむ    佐幸
 一両にわれと鈴虫終電車       和子
 草の実をはねちらかして仔犬くる   和子
 蟻が負ふ蠅のむくろやよろけつつ   節子
 もぐら塚もくもく上げて秋深し    あつ子
 この路地の主なりけり萩白く     弘美
 米櫃に溢れ新米頼もしき       逸郎
 末枯れて風船葛飛ぶ構へ       佐幸
 枝豆の殻のみとなる酔ひ心地     閏
 落人の裔が掛けしや下り簗      佐幸
 下り簗神舞ふ里のかの川に      麻衣子
 むざんやな鬼の川なる崩れ簗     洋

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