日時:8月26日(水)午後1時
会場:芭蕉記念館分館
会費:2,000円
第一句座:雑詠5句出5句選
第二句座:席題3句出3句選
*大谷主宰ご出席の句会となります。
7月の深川句会報告
*7月22日、江東区文化センター、26名
*一部直し有り。
*◎が特選です。
◎山ほどの昆布を刈つて帰りこよ 麻衣子
◎ならず者そろひてきつと鰻かな 淳子
◎己れてふ不可思議背負ひ蝸牛 宣行
◎ふた巻の葭簀をほいと担ぎくる 遊歩
◎なんとまあ汗の大甕わが身体 順子
◎大都会いきいきとして汗かをる 宣行
虹渡り遊びにゆかん兄の許 怜
もうひとつつまんでゆけよ蒸し鮑 麻衣子
椰子の上の北斗大きく夜のプール かよ
寛解やたとへば梅雨の中休み 俊一
形代は検査着のやう水に浮く 間宮伸子
風鈴のどれがどの音風鈴市 和子
沢蟹や富士の霊気をまとひ来る 遊歩
鮎釣の上手の竿の長きこと 怜
水貝をこきこき噛む歯ありがたし 順子
発心の聖貴き裸かな 洋
強さうなモリカズの蟻壁よぢる かよ
万年橋放生の亀ぶら下げて ひろし
水飛んでまた草飛んで糸とんぼ 宣行
草刈ろかそれとも山羊を放たうか 佳余子
鮫を捕ることが生業祭り膳 佐幸
かかる日は葭簀を立てて志ん生を 伊豆山
釈迦牟尼は拭ひもせずに玉の汗 佳余子
簾越し声をかければおうと声 佐幸
日盛の空へ水撒く象の鼻 ひろし
日本中夏痩せしたるあの日かな 佳余子
蜘蛛の糸しきりに飛んで夏芝居 弘美
葭簀張りちよつと着替へてさあ海へ 順子
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