10月,京都句会のご案内

10月,京都句会のご案内

 

日時:10月21日(日)午後1時~午後5時

場所:六孫王神社(5句出句,5句選の2句座を予定しています)

吟行:東寺弘法市

 

※毎月21日は,東寺に「弘法さん」と呼ばれる市が立ちます。各自,吟行と昼食を済ませ,句会場へお越し下さい。

※主宰出席の句会ですが,既に定員に達しました。ご了承下さい。

 

9月例会(16日)の報告

 

子どもみらい館で行い,13名出席でした。埼玉から松本邦吉さんにお越し頂き,そして,30代前半というとびきり若いぴちぴちの黒金祥一さんが初参加でした。第2句座は,袋回しに挑戦しました。前回は1句5分で行いましたが,時間に余裕があり,ややだらけましたので,今回は1句3分にしました。ほとんどの方が,39分で13句完成。祥一さんも無難にこなされ,頼もしい限りです。結果は次のとおりです(句の前が席題)。

 

(楽)ささやかに生きれば楽しぬかご飯    幸子

(蟋蟀)かけそくも目覚むるたびのちちろ虫  邦吉

(朝顔)朝顔や男子独身寮の垣       美栄子

(青蜜柑)一湾を風の孕んで青蜜柑      次雄

(木の実)うっかりが互いに多し木の実落つ 美惠子

(木槿)白木槿夫古りにけり吾も又      まき

(酒)新走りめっきり弱くなりぬれど     初恵

(初風)初風に煽られ涙過去の恋       祥一

(貝割菜)大過なき夫婦の暮し貝割菜     茉胡

(野分)野分吹く掛け忘れたる木戸の錠    英二

(蚊)秋の蚊を連れて戻りぬひとりの家   寿美子

(膝)膝に置くちひろ画集や秋の風       

(秋彼岸)秋彼岸在所は風を待つ港     いほり

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