西國というひびきに、三十三所をはじめとする有名な寺々や名もなき寺を無数に蔵する國原を連想する。歳末ともなると、それらの寺を訪れる人も多く、どこからともなく線香の香りが漂ってくるというのだ。鼻孔に嗅ぎあてた作者の実感とも読めるし、西國というものに抱く作者のイメージの表明とも読める。(渡辺竜樹)
出典:『遅速』
西國というひびきに、三十三所をはじめとする有名な寺々や名もなき寺を無数に蔵する國原を連想する。歳末ともなると、それらの寺を訪れる人も多く、どこからともなく線香の香りが漂ってくるというのだ。鼻孔に嗅ぎあてた作者の実感とも読めるし、西國というものに抱く作者のイメージの表明とも読める。(渡辺竜樹)
出典:『遅速』