古志会員による一句鑑賞

冬を迎えても緑の色を変えない松は、美しい枝ぶりと寿命の永さから、古代より不老長寿の象徴とされてきた。金屏風に描かれた松は、おそらく逞しい一本立ちの老松で、屏風もろともに神霊が宿るほど古色を重ねていることだろう。その松を打ち眺めては、心しずかに一冬を籠居している人がいる。(萬燈ゆき)
出典:『炭俵』

§3408 · 12月 8, 2011 · 今日の一句(2011年) · · [Print]

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