初冬の空気の中、凛と咲く小菊のかたまり。その脇には、ご覧なさい、冬を越すために地中に生けて保存する大根が土を付けたまま積んである。まもなくやって来る本格的な冬まぢかの空気をよく伝えている。寒菊=雅=芭蕉、生大根=俗=許六という意味を含ませて作ったとされる句だが、それは鑑賞には不要のことと思われる。(松本邦吉)
出典:「有磯海」
初冬の空気の中、凛と咲く小菊のかたまり。その脇には、ご覧なさい、冬を越すために地中に生けて保存する大根が土を付けたまま積んである。まもなくやって来る本格的な冬まぢかの空気をよく伝えている。寒菊=雅=芭蕉、生大根=俗=許六という意味を含ませて作ったとされる句だが、それは鑑賞には不要のことと思われる。(松本邦吉)
出典:「有磯海」