古志会員による一句鑑賞

蜂は同じ巣を翌年も使うことはしない。春に目覚めた女王蜂は単独で巣を作り始め、新しいコロニーを形成する。夏の終わりに新女王蜂が生まれると、新女王蜂だけを残してコロニーは消滅する。曇りのない利刀のように澄みきった秋の川に流されていく、からっぽの蜂の巣が心を打つ。(近藤英子)

§2448 · 9月 6, 2010 · 飴山實の一句 · · [Print]

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