映像的な動きを感じる一句。遠くの河原へぐっと寄っていった視点が、一転して、目の前の紫式部の小さな実へ接近していく視点へ切り替わる。カメラで言うと、望遠レンズからマクロレンズへ切り替わったかのようである。秋の空気が澄んだレンズのように、目の前のものを艶やかに映し出している。(関根千方)
映像的な動きを感じる一句。遠くの河原へぐっと寄っていった視点が、一転して、目の前の紫式部の小さな実へ接近していく視点へ切り替わる。カメラで言うと、望遠レンズからマクロレンズへ切り替わったかのようである。秋の空気が澄んだレンズのように、目の前のものを艶やかに映し出している。(関根千方)