9月、東京・神奈川吟行句会のご案内&句会報告

9月のご案内
 
★日時:
2017年9月23日(土)午前10:00

★集合場所:
小石川後楽園入口
都営地下鉄大江戸線「飯田橋」(E06)C3出口下車徒歩3分
JR総武線「飯田橋」東口下車 徒歩8分
東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋」(T06・Y13・N10)A1出口下車 徒歩8分
東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園」(M22・N11)中央口下車 徒歩8分
集合に遅れる方は各自吟行を済ませて句会場へお入りください。

★吟行地:
小石川後楽園
〒112-0004東京都文京区後楽1-6-6 TEL:03-3811-3015
江戸時代初期、寛永6年(1629年)に水戸徳川家の祖である頼房が、江戸の中屋敷(後に上屋敷となる。)の庭として造ったもので、二代藩主の光圀の代に 完成した庭園です。光圀は作庭に際し、明の儒学者である朱舜水の意見をとり入れ、中国の教え「(士はまさに)天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から「後楽園」と名づけられました。庭園は池を中心にした「回遊式築山泉水庭園」になっており、随所に中国の名所の名前をつけた景観を配し、中国趣味豊かなものになっています。また、当園の特徴として各地の景勝を模した湖・山・川・田園などの景観が巧みに表現されています。園内の稲田では9月に稲刈がされます。

★句会場:
園内の涵徳亭(洋室)13:00~17:00
昼食はすませて句会場にお入りください。お弁当持参か、近くの日中友好会館にレストランがあります。売店にも小さな弁当(茶巾寿司2つ)あり。

★出句:
10句、13:30〆切とします。

☆どうぞお出かけください。(係 神谷・大場・大平)
 
 
8月の句会報告
 
残暑の中にも秋の気配が漂う水元公園を吟行。オニバスが見事な紫の花を咲かせていました。参加者は、15名。
 
散り初めて蘇州に似たる柳かな      光枝
水草の匂ひに夏を惜しみけり       千方
鬼蓮や地獄の蓋を突き破り        梅子
水元は水湧くところ小鳥来る       和子
一面の棘に露おく朝もあらん       美津子
二百十日オニバスの花開きけり      佳余子
琉金も空をあふぎて立ちおよぎ      侑子
雲の峰水路は江戸へみやくみやくと    元子
こんな日は金魚となつて水の中      明子
草の魂食みてバツタに飛ぶ力       宣行
賢げな頭でつかち金魚かな        佐幸
水郷やこの大景の秋の風         洋
列島のアイデンテイテイ早稲の香よ    伊豆山
B29てふ不吉なるものやんま来る     靖彦
重たげに瘤をオランダ獅子頭       順子 

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