日 時:9月27日(水)午後1時
会 場:芭蕉記念館本館会議室
会 費:2,000円
第一句座:雑詠5句出5句選
第二句座:席題3句出3句選
*大谷主宰ご出席の句会です。
8月深川句会のご報告
*8月23日、芭蕉記念館分館
*席題「水澄む、邯鄲、赤のまま」
*一部直しが入っています。
*◎が特選です。
◎扇風機飛べぬ翼をとこしなへ 和子
◎旅果ての翁へ赭き梨進上 桃瑪
◎夏炉といふ静かの海のごときもの 遊歩
◎水の澄む心で彫りし仏かな 隆子
◎鳳凰堂守りし鳳凰水澄めり 佳余子
飛び入りの滅法強き相撲かな 靖彦
誰も彼も頭に霜を施餓鬼堂 佐幸
たましひの御巣鷹山の登山かな 遊歩
戦死日は八月二十日法師蟬 伊豆山
逢ひに行く流星弾けとんでをり 伊豆山
咲きみちて小菊は星のかけらかな 和子
舫舟に貝がはりつき夏終る 元子
青空は大きな余白桐一葉 怜
月見草いまもマグマはどくどくと いづみ
きらきらと夏を乗せたる神輿くる 幸三
霧を来し人にミルクをあたためて 秀子
銀漢や死者は生者の中に住み 順子
邯鄲の声の彼方に杜甫李白 ひろし
砂を吐く小貝も見ゆる水澄みて 元子
邯鄲のこゑ訪ね来よ多摩の奥 遊歩
金塊のごろごろとあり栗御飯 東久
月が日を食ふも食はずも空は秋 俊一
象一族三十頭ゐて水の秋 弘美
残されし母の時間や夜の蝉 菊江
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