10月、東京句会のご案内
日時:10月7日(土)
集合:午後1時
会場:亀戸文化センター
住所:〒136-0071
東京都江東区亀戸2-19-1
カメリアプラザ5F
03-5626-2121
*アクセスはこちらをご覧ください→地図
会費:2,000円(学生半額)
第一句座:持寄5句出句5句選
第二句座:席題3句出句3句選
*大谷主宰ご出席の句会となります。
*今月は第一土曜日になります。
9月の東京句会報告(34名参加)
* 一部直しが入っています。
* ◎が特選です。
〈当季雑詠五句投句/五句選句〉
◎日の本の秋高々と陽と月と 菊江
◎枯蟷螂青い奴らに負けぬぞと 伊豆山
◎粟うまし水もうましと籠の鳥 秀子
◎我が家の鬼もそろそろぬくめ酒 佳余子
◎草千里星屑はみな露となる 道子
にはとりが菊の根方を荒すころ 俊一
影絵芝居秋が行つたり来たりかな 一郎
大き目の黒々と秋馬の顔 怜
婚礼の列のごと玉葱を吊り 有紀
天高し傷みし辞書を頼みとし 怜
熊の声風に乗りくる鮭番屋 佐幸
水源は小さな霧でありにけり 一郎
赤子にも法被を着せて秋まつり 順子
青柿やまだまだ知らぬ事ばかり ひとみ
大いなる人でありたし木の実踏む 幸子
背をのばし宇宙をのぞくいも虫よ 有紀
まなうらに焦土の果てと鶏頭と 伊豆山
露すでに神水となり五十鈴川 あけみ
地球儀のどこも正面秋日和 道夫
ミサイルの通過も知らず障子貼る かよ
まだ一人帰らぬ人や茶立虫 道子
さはやかに人を諭せる手紙かな 千方
〈席題三句投句/三句選句〉
「梨」「子規忌」「赤蜻蛉」
◎日と水の塊ならん梨を剥く 宣行
◎梨といふ水の器をざくと切る 梅子
◎一病も二病も何んの子規の忌ぞ 明法
ついてきて居間賑はせる赤とんぼ 幸子
梨売の梨のやうなる顔をして 梅子
大いなる名をとどめたる梨ならん 洋
梨をむくだれにも言はぬ愛ひとつ 幸三
だれよりもぼた餅が好き獺祭忌 佳余子
水梨やつひに赤子の頭ほど 俊一
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