近江蕉門の一人であった酒堂が大坂へ出た。芭蕉は、弟子である酒堂の逸る様子に「功を焦るな。ゆっくりと時が来るのを待て。」と大坂の港に冬籠りをしている田螺に思いを託して詠んだ。心配する師の思いを酒堂はどのように受け止めたのだろうか。春を待ちながらの冬籠りもいいものだが。(木下洋子)
出典:『市の庵』
近江蕉門の一人であった酒堂が大坂へ出た。芭蕉は、弟子である酒堂の逸る様子に「功を焦るな。ゆっくりと時が来るのを待て。」と大坂の港に冬籠りをしている田螺に思いを託して詠んだ。心配する師の思いを酒堂はどのように受け止めたのだろうか。春を待ちながらの冬籠りもいいものだが。(木下洋子)
出典:『市の庵』