カマキリは獲物が減る冬、「擬態」といって獲物を欺くため周囲の色に似せる。葉が枯れれば茶色になる。眼の色まで茶色に変える。句は、それを昆虫学者が観察するように冷静に詠んでいる。それで余計にこの世を生き抜くことの執念みたいなものを普遍的に言い止めた。人間もさあらんということか。(藤英樹)
出典:『和服』
カマキリは獲物が減る冬、「擬態」といって獲物を欺くため周囲の色に似せる。葉が枯れれば茶色になる。眼の色まで茶色に変える。句は、それを昆虫学者が観察するように冷静に詠んでいる。それで余計にこの世を生き抜くことの執念みたいなものを普遍的に言い止めた。人間もさあらんということか。(藤英樹)
出典:『和服』