古志会員による一句鑑賞

東京の山々も、徐々に色づき始めた。勤務地が東京とは思えないほど山の中なので、季節の移ろいを日々感じている。掲句、零余子を取っていて、ふと初紅葉に出会う。色づく垣根を不意に見つけた作者の感動がそのまま伝わってくる。一日一日少しずつ変化する山の色を楽しみに、今日も職場の窓を眺めている。嗚呼、今夜の肴は零余子にしよう。(大塚哲也)

 

§2686 · 10月 31, 2010 · 飴山實の一句 · · [Print]

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