古志会員による一句鑑賞

古来、人間の内臓は五臓六腑とあらわされていた。掲句は心臓と腎臓を病んでいる事と菊枕の取合せ。菊枕としたことで、病の深刻さに対して、冷静な作者の姿と菊の花の生命力が感じられる。菊枕とは乾燥した菊の花を詰めて枕にしたもの。不老長寿を得るとされた。(山内あかり)

§2626 · 10月 2, 2010 · 飴山實の一句 · · [Print]

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