「塞の神」とはいわゆる道祖神のこと。そもそも道祖神は『古事記』の黄泉国の話に登場する神である。掲句の「塞の神」は神話の時代よりそこにあるものか。それほど古くはないものの、「のうぜんの花」が覆ってしまうほどだからかなり古い。今、鮮やかなオレンジ色の花を被り、いつもと変わらずに往来する人々を神は見守る。(大塚哲也)
「塞の神」とはいわゆる道祖神のこと。そもそも道祖神は『古事記』の黄泉国の話に登場する神である。掲句の「塞の神」は神話の時代よりそこにあるものか。それほど古くはないものの、「のうぜんの花」が覆ってしまうほどだからかなり古い。今、鮮やかなオレンジ色の花を被り、いつもと変わらずに往来する人々を神は見守る。(大塚哲也)