「ぼのくぼ」はうなじの真ん中のへこんだ所。そこに松風が涼しく吹き当たっている。下五に「夏炉かな」とあるから、夏でも冷え込む山深い家の囲炉裏を切ってある部屋を思い浮かべる。夏炉にあたりながら山人と旅人が鄙の暮らしの話にでも興じているのか、ゆるやかに時が流れる。(藤英樹)
「ぼのくぼ」はうなじの真ん中のへこんだ所。そこに松風が涼しく吹き当たっている。下五に「夏炉かな」とあるから、夏でも冷え込む山深い家の囲炉裏を切ってある部屋を思い浮かべる。夏炉にあたりながら山人と旅人が鄙の暮らしの話にでも興じているのか、ゆるやかに時が流れる。(藤英樹)