初夏の料亭、池の水音が涼しい。かきつばたの紫も見事なのであろう。尾形光琳の「燕子花図屏風」を思い浮かべる。ただ、作者の目は、座敷の柱に向けられている。釘隠までもが、かきつばたではないか。初夏を愛で、客人をもてなそうという亭主の心を感じいる。(稲田恵子)
初夏の料亭、池の水音が涼しい。かきつばたの紫も見事なのであろう。尾形光琳の「燕子花図屏風」を思い浮かべる。ただ、作者の目は、座敷の柱に向けられている。釘隠までもが、かきつばたではないか。初夏を愛で、客人をもてなそうという亭主の心を感じいる。(稲田恵子)