古志会員による一句鑑賞

初夏の料亭、池の水音が涼しい。かきつばたの紫も見事なのであろう。尾形光琳の「燕子花図屏風」を思い浮かべる。ただ、作者の目は、座敷の柱に向けられている。釘隠までもが、かきつばたではないか。初夏を愛で、客人をもてなそうという亭主の心を感じいる。(稲田恵子)

§1891 · 6月 19, 2010 · 飴山實の一句 · · [Print]

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