古志会員による一句鑑賞

田椊えが済んだばかりの田んぼだろう。苗はまだ水に浮くようで心許ない。きちんと根付くだろうか、空梅雨にならないだろうか、など心配は尽きない。「自転車で見にくる」の措辞に農家の人のそんな気持ちがにじむ。近くの雑木林では栗の花が尾のように垂れ下がり、勢いよく香を放っている。(藤英樹)

§1813 · 6月 15, 2010 · 飴山實の一句 · · [Print]

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