古志会員による一句鑑賞

みなづきとは、陰暦では六月、今の七月頃にあたる。暑さのため水が涸れることから『水無月』とされる。掲句は、外出から戻った作者が、夕食の準備をしている台所に入ったところであろうか。台所に漂う酢の香に涼しさを感じほっと一息をつく。この頃に食べる酢の物のさっぱりとした味と匂いが食欲を回復させてくれる。(山内あかり)

§1805 · 6月 11, 2010 · 飴山實の一句 · · [Print]

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