古志会員による一句鑑賞

卯の花は、五月中旬〜六月頃に、白く清々しい花を咲かせる。「流れは鍬を冷しつゝ」は、長雨のために水量が多くなった渓川をイメージさせる。鍬をここまで冷やす川の水の冷たさや、その鮮やかな川の水の動きに、ふと卯の花のことを思ったのである。悟りのように。(熊瀬川貴晶)

§1787 · 6月 2, 2010 · 飴山實の一句 · · [Print]

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