古志会員による一句鑑賞

飴山俳句のもっとも稀有な特質は、この世の美しきもの、清いもの以外を一切、詠わなかったことにある。これは存外に難しく、自身の境涯が余程に据わらないと、とても、かなわぬことである。畑の土と桜の花びらの色彩の照応を単に感受するもよし。この句に天上的な気韻を瞬時に嗅ぎとれるとすれば、それは第一級の読み手といえようか。(坂内文應)

§1073 · 3月 28, 2010 · 飴山實の一句 · · [Print]

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