11月 深川句会のご案内

11月 深川句会のご案内

日  時:11月6日(水)午後1時
会  場:森下文化センター
会  費:2,000円
第1句座:自由題5句出5句選
第2句座:席 題3句出3句選
*大谷主宰ご出席の句会です。

10月深川句会のご報告
*10月2日、26名(大野和子さん初参加)

(第1句座、自由題、5句出5句選)
◎特選
水のいのち衰ふままにうち澄みぬ   怜    
手を入れて威の衰へし城の松     隆子
かつてあの窓は夜業の我らかな    はるみ       
どう見ても我は晩年いわし雲     靖彦
○入選
赫赫と金の入日や加賀は秋      東久
大富士を揺るがすトライ秋の陣    梅子
草おのおのティアラ光りや露の玉   寛子
悪声は寺の孔雀よ秋高し       秀子
松手入地べたで携帯鳴つてゐる    寛子  
落ちてゆく桂の鮎も月のいろ     隆子
なつかしき北京の空よ菊の茶よ    ひとみ
爽やかや捨てぬと決めしこともまた  はるみ       
嫁ぎ来て伊那の国人蜂の仔飯     伊豆山
とりあへず棗を皿へ不意の客     秀子
露の世といへどざぶざぶ銭洗ふ    梅子
白粉花人は誰でも母亡くす      伸子
秋の蚊を払ふだんごの串一本     大野和子
なんとまあ墓場荒らしは猪一家    梅子  
欲まみれのこの国の銭洗ふ秋     順子
まゆみの実裂けて兄弟ちりぢりに   伸子
若冲の白象出でよ後の月       怜

(第2句座、3句出、3句選)
席題「運動会、温め酒、草紅葉」
◎特選句
運動会まばゆきものに茹で卵      秀子
○入選句      
紅葉焚き楽天のごと酒温めん      伊豆山
欲ばりてまだまだ死ねぬ温め酒     順子
運動会母はいつもの大むすび      いづみ
草紅葉田んぼの道も舗装され      俊一     
惜命や草ことごとく紅葉して      隆子  
山小屋を閉ざす釘音草紅葉       純子
持ちかくる再婚のこと温め酒      桃瑪

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