10月、東京句会のご案内

10月、東京句会のご案内
日時:10月20日(日)
集合:午後13時
会場:亀戸文化センター
住所:〒136-0071 東京都江東区亀戸2-19-1 カメリアプラザ5F
*アクセスはこちらをご覧ください→地図
会費:2,000円(学生半額)
*大谷主宰ご出席の句会となります。
*一句座(8句出/5句選)でおこないます。
*投句は持寄と席題を合わせて8句とします。
*以下のような流れを想定しています(目安です)。
席題発表:13時
投句:13時~13時45分
選句:13時45分~15時45分
(休憩15分)
披講と評:16時~17時

9月の東京句会報告(28名参加)
〈第一句座 8投句(席題3句以上)/5句選句〉
「夜長」「螽斯」「新蕎麦」
*一部お直しがあります。
◎特選
停電の部屋にごろりと夜長かな  祥子
乳足りて母子白桃のねむりかな  秀子
螽斯髭もて探る籠の中      東久
防人をよぎれる鹿よみな痩せて  寛子
きりぎりす働きすぎて声かるる  節子
龍田姫月を鏡に装ひぬ      伸子
星月夜子規葬送のこの道も    伊豆山
長き夜を唄おう君の寝つくまで  直子
◯入選
新米や雀の分も炊き上げて    あけみ
夜長かなポニーテールにして清し 有紀
灯りなく水なき日々の夜長かな  梅子
風神の育てし竹や伐り倒す    あけみ
死してなほ密林のいろこがね虫  秀子
目が覚めて胎児の形水の秋    純子
長き夜の校正室の開かぬ扉    森恵
かの友の倍を生きたり鰯雲    純子
螽斯蹴つて狭庭を一つ跳び    和子
しんがりは要領よくて雁の棹   和華子
人いつか標本となる螇蚸籠    伊豆山
竹伐つてやがてみごとな葛籠へと 梅子
目覚めてはまた子規おもふ夜長かな 秀子
ここらには蕎麦しかなくて山は秋 俊一
鍵つ子の鍵見当たらぬ秋の暮   森恵
新蕎麦や波郷は肩を傾げつつ   秀子
新蕎麦を打つから来いとお誘ひ来 和子
魔天崖荒ぶる馬の肥ゆるころ   梅子
新蕎麦をすする小さんの憎たらし 梅子
別れても浄土で会へるきりぎりす 伸子
草は実に地球は若し人もまた   純子
玄海の潮とまるとききりぎりす  靖彦
益軒の図譜を頼りに薬掘る    和子
きりぎりす汝は荒野の機織女   美沙子
新蕎麦は一茶の里でいただかん  明法
螽斯今は昔と語り出し      千方

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