9月 深川句会のご案内

9月 深川句会のご案内

日  時:9月4日(水)午後1時
会  場:森下文化センター
会  費:2,000円
第1句座:自由題5句出5句選
第2句座:席 題3句出3句選
*大谷主宰ご出席の句会です。

8月深川句会のご報告
*8月7日、25名
*一部直しが入っています。
*◎が特選句、他は入選句です。

(第1句座、自由題、5句出5句選)
◎稲妻となりて故山へ戻りくる    靖彦 
◎暑に負けて人にやさしくなりにけり 道子
 茄子畑や月の出を待つ須磨の闇   隆子
 万緑や思ふ存分虫が食ふ      宣行
 大向日葵めぐりて元気貰ひけり   四郎
 星飛んで地球の民の右往左往    京子
 日傘して一気に坂を来る男     秀子
 白日傘たとへば夏目雅子かな    和華子
 思ひやりほしきくにぐに大暑かな  節子  
 膝つきて流す笹船原爆忌      道子
 迎へ火や猫もぐり込む庭の隅    菊江
 甚平きていよよ小家の世捨人    ひろし
 墓洗ふ桃の畑のどまんなか     隆子
 箱庭にまだ馴染まざる太鼓橋    道子
 玫瑰やそつくり消えし島ひとつ   秀子  
 兜虫大きなケースにお引越し    順子
 茶の稽古終はり芙蓉は酔うてをり  間宮伸子
 かなふ夢かなはぬ夢や虹二重    菊江
 蛇口吸ひに蜜蜂の来る暑さかな   宣行

(第2句座、席題「新涼、鱸、稲の花」3句出3句選)
◎転覆舟鱸の群が脇を過ぐ      森恵
◎お元気になられ何より涼新た    寛子
◎新涼やぱつと目に入る本の帯    いづみ
◎水差しの大き破れや涼新た     隆子
 白昼の道しんかんと稲の花     秀子
 稲咲くや裸足投げ出す新畳     淳子
 稲の花あるかなきかの風に音    京子
 新婚のわれらもてなす鱸盛り    いづみ 
 湯上がりの石鹸の香の新涼よ    伊豆山

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