1月 深川句会のご案内

1月 深川句会のご案内

日  時:1月9日(水)午後1時

会  場:森下文化センター

会  費:2,000円

第1句座:雑詠5句出5句選

第2句座:席題3句出3句選

*大谷主宰ご出席の句会です。

12月深川句会のご報告

*12月26日、25名

*一部直しが入っています。

*◎が特選句、他は入選句です。

(第1句座、雑詠5句出5句選)

◎勝ち独楽のうなりいよいよさえ渡り 靖彦

◎白息の焔の如く朝稽古       いづみ

◎凍りつつ鶴おのづから幻に     隆子

◎これしきの寒波に背など丸めぬぞ  菊江

◎籠るなら冬は牡丹にぬくぬくと   間宮伸子

◎日月にわが初旅のつづきゆく    伊豆山

◎ちちははよわれ八十の初湯かな   幸三

 除夜の港霧のごとくに汽笛湧く   宣行

 君去りしあとぽつかりとこたつかな 佐幸

 寒鰤を一尾引つさげ嫁取に     梅子

 毛布かとみまがふ犬を抱き連れて  寛子

 地震あとの冬田を打てば赤き石   ひろし

 湯豆腐やすこし欠けたる者どうし  隆子

 大亀の甲羅の如く池凅るる     いづみ

 今日生きてゐること大事賀状書く  京子

 大往生風に遊べる枯葉かな     逸郎

 松飾り威風満ちみつ相撲部屋    元子

 大根焚大根と心通ひ合ひ      間宮伸子

 木刀に劣らぬほどの牛蒡選る    寛子

 夜は凍り朝はひかりて干寒天    和子

 寒さうに我が足音のついてくる   道子

 米どころ俵のやうな注連飾     梅子

 はればれと平成しまふ除夜の鐘   節子

(第2句座、席題「三が日、年忘れ、嫁が君」3句出3句選)

◎けふだけはたらふく食へや嫁が君  和子

◎めでたさのすつからかんの年忘れ  靖彦

◎明日も吾生きてゐるらし年忘れ   伊豆山

 年忘れいな歳忘れたや杯を干す   菊江

 年忘れ干した氷下魚は爺の顔    間宮伸子

 大川に翁拝さん年忘        佐幸

 人知れず築地恋しと嫁が君     佐幸

 三が日のすぎて今年の貌となる   逸郎

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