3月、東京・神奈川吟行句会のご案内&句会報告

3月のご案内

★日時:
2018年3月24日(土)午前10:00

★集合場所:
清澄庭園 正門
都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線「清澄白河」駅下車A3出口 徒歩3分
集合に遅れる方は各自吟行を済ませて句会場へお入りください。

★吟行地:
清澄庭園 〒135-0024東京都江東区清澄3-3-9 TEL 03-3641-5892
泉水、築山、枯山水を主体にした「回遊式林泉庭園」です。この地の一部は江戸の豪商・紀伊國屋文左衛門の屋敷跡と言い伝えられています。明治11年、岩崎弥太郎が、荒廃していたこの邸地を買い取り、社員の慰安や貴賓を招待する場所として庭園造成を計画、明治13年に「深川親睦園」として 一応の竣工をみました。弥太郎の亡きあとも造園工事は進められ、隅田川の水を引いた大泉水を造り、周囲には全国から取り寄せた名石を配して、明治の庭園を 代表する「回遊式林泉庭園」が完成しました。昭和52年には、庭園の西側に隣接する敷地を開放公園として追加開園しました。ここには芝生広場、パーゴラなどがあります。また、サクラの木が20 本ほど植えられ、春のお花見の場となっています。ソメイヨシノ、サトザクラ、カンヒザクラ、オオシマザクラが植えられています。天候次第で開花に恵まれるかもしれません。

★句会場:
森下文化センター 第2研修室 13:00〜17:00
〒135-0004 東京都江東区森下3-12-17 TEL 03-5600-8666
清澄庭園より徒歩15分程度。のらくろ通り沿い。園内ではありませんのでご注意ください。昼食はすませて句会場にお入りください。出句は10句、13:30〆切とします。
☆どうぞお出かけください。(係 神谷・大場・大平)
 
2月の句会報告
 梅香る六義園を吟行しました。参加者は、18名。

 青鮫にのつて逝きしか梅真白    千方
 椿ひとつ冷たく重く落ちにけり   美津子
 山茱萸にけぶりし峠兜太逝く    佐幸
 蓬莱へ兜太と渡り梅の酒      宣行
 朝寝して蓬莱島にただ一人     梅子
 日矢うけてたちまち春の鯉となる  佳余子
 藪椿下駄借りて行く外厠      道夫
 菰巻きの名も梅結び水温む     純子
 残る鴨見て一服の茶を喫す     ひろし
 椿より椿へ移るこころかな     光枝
 指呼の間脊山妹山かぎろへる    道子
 老木も若木もこぞり芽吹き出す   明子
 あそこにもここにも日差し福寿草  侑子
 白鷺に水かげらうや春の池     博
 胸白く声の鋭きまま残り鴨     伊豆山
 百千鳥一人は淋しと鳴き募る    菊江
 解き放つ心や池の鯉に香に     ひとみ
 さんしゆゆや日差しもとめて高く高く  あつ子

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