1月、東京句会のご案内

1月、東京句会のご案内

日時:1月13日(土)
集合:午後1時
会場:亀戸文化センター
住所:〒136-0071
東京都江東区亀戸2-19-1
カメリアプラザ5F
03-5626-2121
*アクセスはこちらをご覧ください→地図
会費:2,000円(学生半額)
第一句座:持寄5句出句5句選
第二句座:席題3句出句3句選
*大谷主宰ご出席の句会となります。

12月の東京句会報告(38名参加)
* 一部直しが入っています。
* ◎が特選です。
〈当季雑詠五句投句/五句選句〉
◎満たされてぐい呑ごつと山眠る   伊豆山
◎連れ添うて四十四年の柚子湯かな  宣行
◎寝て覚めて夢の世にゐる湯気立てて 怜
◎年を守るごとくに満ちて甕の水   隆子
◎自愛せよ転ばぬことも年用意    怜
◎寒紅をひくやぴんしやん百歳女   元子
◎マスクせんこの世の悪を吸はぬやう 孝予
◎眼前のもの氷らせて坐禅かな    一郎
 終ひ湯の柚子につぶやくけふのこと 怜
 大年の甕にみたして山の水     隆子
 海豚鳴く言葉の海の深きより    千方
 牡蠣殻をひきし石臼祀りをり    祥子
 白息のぶつかり合うて登校す    道子
 息白く離れて立つは鹿の王     秀子
 勇魚打つ銛の名手は土佐育ち    ひろし
 埋火や心に鷹を飼ふごとく     宣行
 手力男投げし磐戸や雪積もる    梅子
 電飾を巻かれ迷惑冬木の芽     寛子
 風花や五尺の雪のお福分け     伊豆山
 枯野よりまた枯野へと空の旅    千方
 托鉢僧つむり青々氷りけり     一郎
 ついてゆく傘杖がはり初しぐれ   節子
 星々を山守にして山眠る      千方
 大股でゆく竹馬の大き夢      遊歩
 ふる星の霜となりゆく夜なりけり  和子
 生きものの眠る力や大冬野     祥子
 孑孑の鳴いて平成惜しみけり    佐幸
〈席題三句投句/三句選句〉
「年惜しむ」「氷柱」「煮凝り」
◎杖の身の残りし年の惜しきこと   伊豆山
◎月も星もやがて氷りて氷柱かな   雅子
◎わだつみをさすらふさまに煮凝れる 秀子
◎青春の詩よ大岡よ年惜しむ     祥子
 山門の鬼が一折り氷柱かな     寛子
 残る世は心のままに凝鮒      常幸
 大氷柱今年限りの山の小屋     道夫
 地をうがつ星の一滴つららかな   宣行
 軒つららくぐりて棺出でゆけり   佐幸
 煮凝や宇宙生まれし日のごとく   道夫
 日の氷柱鳥を放ちて山の神     隆子
 日に伸びて氷柱天地に連ならん   伊豆山
 煮凝の中に渦潮鯛の味       ひろし

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