12月、東京句会のご案内
日時:12月9日(土)
集合:午後1時
会場:亀戸文化センター
住所:〒136-0071
東京都江東区亀戸2-19-1
カメリアプラザ5F
03-5626-2121
*アクセスはこちらをご覧ください→地図
会費:2,000円(学生半額)
第一句座:持寄5句出句5句選
第二句座:席題3句出句3句選
*大谷主宰ご出席の句会となります。
11月の東京句会報告(29名参加)
* 一部直しが入っています。
* ◎が特選です。
〈当季雑詠五句投句/五句選句〉
◎古暦のこりの日々に実りあれ 元子
◎凩や誰を眠らす唄ならん 千方
◎比良を背にしぐれの町となりにけり 梅子
◎粧へる山にまぎれて雉のかほ 千方
黒潮のなんと気まぐれ新松子 俊一
世間なぞ恐れず生きよ榠樝の実 洋
威勢良き馬の尿や落葉掻く 佐幸
懸崖のかたち崩さず菊枯れる 明子
蒟蒻も忘れず供へ翁の忌 洋
河豚食めばだんだん皿に鳥や花 伸子
捨て切れぬ物に囲まれ冬支度 菊江
セザンヌの絵よりこぼるる林檎かな 洋
落葉掻くたちまち袋二つほど 元子
山茶花をこぼさず蜂の花うつり 秀子
車庫のあとまだまだ置ける菊の鉢 秀子
これやこの翁の紙子しみあまた 佐幸
炎の立つやさくらの色の桜炭 ひろし
たつぷりと真白き時間毛糸編む 一郎
〈席題三句投句/三句選句〉
「鯛焼」「神の旅」「虎落笛」
◎終バスに乗つて鯛焼たひらげる 元子
◎鯛焼やせめて懐あたためん 洋
◎鯛焼や妻は今頃どのあたり 佐幸
深川は信仰の町神の旅 あけみ
子を返せ親を返せと虎落笛 ひとみ
鯛焼の熱さもろとも飲み込めり 菊江
鯛焼や次々焼けておもしろき 益美
家路まで鯛焼ひとつ手をぬくめ 明子
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