11月 深川句会のご案内
日 時:11月22日(水)午後1時
会 場:芭蕉記念館分館
会 費:2,000円
第一句座:雑詠5句出5句選
第二句座:席題3句出3句選
*大谷主宰ご出席の句会です。
10月深川句会のご報告
*10月25日、29名
*一部直しが入っています。
*◎が特選です。
(第一句座、雑詠5句出5句選)
◎特選句ナシ
柿送らんかの悪太郎歯はいかん 俊一
筏解く旅の上がりの水の秋 伊豆山
東雲や一樹に残る椋鳥の夢 佐幸
運慶の仁王の頭上斬る寒鴉 桃瑪
頭が見える鰍は石にかくれても 間宮伸子
一茶とはまつすぐの人露の玉 はるみ
秋の蝶はねを傷めず明日も来よ 怜
萩刈られ雀はこよひ宿なしに 元子
龍笛の龍のなき声秋深む 寛子
吾が夢の淵を照らせよからす瓜 佳余子
銀杏の悪香踏みつけ戦ひへ 宣行
夜は長しかつぽ酒沸き肉が焼け 佐幸
愚妻てふ呼び名に慣れぬ檸檬かな はるみ
撫でてみる鯨の剥製勇魚宿 逸郎
終活を終へて九十秋惜しむ いづみ
たましひの叫ぶ運慶水澄めり 梅子
これしきの嵩とは言へど菊膾 はるみ
秋の蛇まつ逆さまに穴はあり 間宮伸子
(第二句座、席題「稲架、瓢の実、大根引」3句出3句選)
◎大根引く箱根の山に足かけて 寛子
◎腰据ゑて大根を引くや武蔵ぶり 梅子
◎藁しべを瓢の実とかへ吹き歩く 和子
◎吹けぬまま瓢の実眠る子の机 菊江
◎いつかうに止まぬ噴煙大根引く 佐幸
◎稲架立てて日本一の田を祝ふ 宣行
瓢の実の鳴るは草生す友の声 伊豆山
高稲架の受けよ投げよの夫婦ぶり はるみ
田茂木伐りのつぺらばうの米どころ 俊一
田舎富士かくして稲架の雄々しさよ 靖彦
金太郎ここへ呼び寄せ大根引く 寛子
瓢の実の中に竜をりひようひようと 佳余子
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