6月、東京・神奈川吟行句会のご案内&句会報告

6月、東京・神奈川吟行句会のご案内&句会報告

★日時:
2017年6月24日(土) 午前10:00

★集合場所:
旧古河庭園正門
JR京浜東北線「上中里駅」東口から徒歩7分、山手線「駒込駅」北口から徒歩12分、東京メトロ・南北線「西ヶ原駅」出口から徒歩7分
*早めに着いた方、集合に遅れる方は、各自吟行をすませて句会場にお入りください。

★吟行地:
旧古河庭園入園料(一般)150円
〒114-0024 東京都北区西ヶ原1-27-39
℡03-3910-0394  

★句会場:
滝野川会館「403集会室」13:00~17:00
〒114-0024 東京都北区西ヶ原1-23-3
℡03-3910-1651   
庭園正門から西ヶ原交差点の歩道橋を渡り、斜め前の建物です。
*会館内にレストランがあります。
  
☆旧古河庭園は、武蔵野台地の斜面と低地を活かし、北側の丘には洋館を、斜面には洋風庭園、そして低地には日本庭園を配しているのが特徴です。和洋の融合が見事です。洋館と洋風庭園の設計者は、鹿鳴館やニコライ堂などを手がけた英国人ジョサイア・コンドル博士です。日本庭園の作庭は、京都の庭師小川治兵衛の手によるものです。
☆花暦によると、洋風庭園では薔薇、日本庭園では花菖蒲が見ごろです。
☆出句は、10句の7句選です。13時30分を締め切りとします。
☆どうぞお出かけ下さい[係:大平・神谷・大場]
 
5月の句会報告

横浜の山手丘の上公園での吟行と神奈川近代文学館の宇野千代展を見学。折しも横浜みなと祭と港の見える丘公園では「花の祭」を開催していて大層な賑わいだった。参加者は、15名。

 懺悔といふ閑かさに積む夏落葉    伊豆山
 色ざんげなどはせぬもの薔薇ひらく  梅子
 夏帽子膝に祈りの長きかな      道子
 薔薇香り天国の門開きけり      光枝
 夏蝶やマリアの顔に影落とし     佐幸
 宇野千代の蟻這ふ如き字の暑し    ひろし
 黒百合の咲いて深閑たる真昼     美津子
 欄干を薔薇にとられて花の家     あつ子
 福音の光は夏に天主堂        佳余子
 夏霧の富士を隠して湧きにけり    菊江
 夏帽をとりて祈りの聖堂へ      千方
 涼しさと花と器とイタリア館     明子
 大橋は大蛇さながら横たはる     靖彦
 葉桜のやすらぎに寄る男女かな    ひとみ
 黒揚羽ともに山手を散歩せん     孝予

第2句座  席題(夏蝶・烏瓜の花・冷麦)高得点より

 冷麦の向うに崩れ白き雲       光枝
 絶品の小さんの啜る冷し麦      梅子
 冷麦を啜り啜りつ聞き上手      菊江

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