6月 深川句会のご案内

6月 深川句会のご案内

日  時:6月28日(水)午後1時
会  場:芭蕉記念館分館
会  費:2,000円
第一句座:雑詠5句出5句選
第二句座:席題3句出3句選
*大谷主宰ご出席の句会です。
 
5月深川句会のご報告
*5月24日、砂町文化センター
*席題「新茶、毛虫、苔の花」
*一部直しが入っています。
*◎が特選です。

◎大黒天の大きな袋茶摘み歌     寛子
◎山路きて汗噴くわれに笑ひ仏    明子
◎草矢打つかの世の若きかの人へ   和子
◎黒点は太陽ゆづり天道虫      和子
◎冷酒や一の烏賊火の灯るころ    隆子
◎残業の窓に我なし夏の月      宣行
◎千万年石にふぶきぬ苔の花     幸三
◎走り茶のその一番を水見舞     隆子
◎新茶汲む名も無き山のその青さ   俊一
◎日の本は水の国なる新茶かな    宣行
 石に首あづけてしづか青大将    寛子
 薫る風焦土の波郷歩ましむ     宣行
 ゆらしては早苗にのぼる蛙かな   佳余子
 朝涼や文机の穴膝の穴       伊豆山
 この浦やどこや行けども烏賊襖   佐幸
 鮎つりが見えきていよよ故郷へ   隆子
 駄句の嵩この夏山を軽く越え    間宮伸子
 みなもとは雪山ならん濁り川    逸郎
 竹の子と云へぬ高さに伸びにけり  あつ子
 放たれて籠の目白はただ惑ひ    俊一
 蠅叩きくぐりくぐりていのちなが  靖彦
 苔咲いて十戸の守る持仏堂     隆子
 走り茶や分かつ一滴夫はなく    邦紀
 かにかくに問答無用毛虫焼く    佳余子
 老いたれば老いたる話新茶汲む   間宮伸子
 いざ出でん新茶一服飲み干して   順子
 はみ出して砂町銀座新茶売り    節子
 空は今なんぢやもんぢやの空となり いづみ
 葉一枚食べてもくもく毛虫かな   邦紀

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