5月、東京句会のご案内

5月、東京句会のご案内

日時:5月13日(土)
集合:午後1時
会場:江東区文化センター(東陽町)
〒135-0016
東京都江東区東陽4-11-3
03-3644-8111
*アクセスはこちらをご覧ください→地図
会費:2,000円(学生半額)
第一句座:持寄5句出句5句選
第二句座:席題3句出句3句選
*大谷主宰ご出席の句会となります。
*亀戸文化センターではないのでご注意ください。
 
4月の東京句会報告(33名参加)
* 一部直しが入っています。
* ◎が特選です。
〈当季雑詠五句投句/五句選句〉
◎しやぼん玉どの子の息も虹のいろ  秀子
◎まんかいの花の銀河へ漕ぎ出さん  千方
◎鰹割く土佐の花見のお国ぶり    伸子
◎おしまひは願ひかなへて花の下   靖彦
◎葺く子らも百花のひとつ花御堂   隆子
 昼風呂をたててひとりや花の雨   佐幸
 あを鳩の飛びくる浜や磯菜摘む   佳余子
 松の奥櫓をこぐ音か春蟬か     伸子
 よなぼこり町は荒野の一日かな   常之
 野遊びの肉焼く香りリフトまで   昌子
 その中にぺんぺん草も花御堂    佳余子
 春眠や遊びたらざる顔のまま    千方
 ランドセル孫に買はんと若布刈   かよ
 逝きてなほ詩歌を照らす花明り   一郎
 桜さくら詩歌の鬼を惜しみけり   梅子
 父の役鷹が鳩へと化す齢      ひろし
 花ちるや旅の荷に足す陀羅尼助   かよ
 のどくろをまづは一かん雪の街   侑子
 今朝はもう蝌蚪の名残りの水となり 遊歩
 芽を出してたちまち花や豆の花   麻衣子
 新入生けふは風船とばしをり    麻衣子
 踏み込んで牛の一歩や春の土    千方
 折々のうたの年月花万朶      節子
 いづこより来たりし猫や花筵    佐幸
〈席題「別れ霜」「蜂」「蒸鰈」三句投句/三句選句〉
◎蒸し鰈若狭の国へ行きたしよ    明子
◎まつ白な腹から炙れ蒸鰈      麻衣子
◎花御堂人来ぬ時は蜂がきて     明子
◎東京へ移れといふ子霜の果     道夫
◎蒸鰈上手に箸をつかふ人      怜
 熊蜂を入れてゆれをり春の蘭    隆子
 新聞紙丸めて蜂の背後より     菊江
 熊蜂にさされしことも旅みやげ   侑子
 若狭にて干して淡海へ蒸鰈     麻衣子
 一生の働き蜂をうべなへり     節子
 舟宿の舟ゆらぐ音蒸鰈       佳余子
 箸つかふことをリハビリ蒸鰈    道夫
 プーさんの大事な蜂が森の中    ひとみ

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