2月 深川句会のご案内

日  時:2月22日(水)午後1時
会  場:芭蕉記念館分館 *本館ではありません。お間違えのないようご注意ください。
会  費:2,000円
第一句座:雑詠5句出5句選
第二句座:席題3句出3句選
*大谷主宰ご出席の句会です。
 
1月の深川句会ご報告
*1月25日、森下文化センター
*席題「冴返る、探梅、狼」
*一部直しが入ってます。
*◎が特選です。

◎雪うさぎよき耳もちて聞き上手    明子
◎いくつものくしやみ重ねて老いゆける 弘美
◎かじかめる猿をふところ出番待つ   佐幸
◎大寒の闇あでやかや黙阿弥忌     伊豆山
◎父の役もはや果せず枯欅       ひろし
◎かけ柳くるりと一つ輪の自在     隆子
◎俳諧の狼として存らへん       幸三
◎探梅やひかりのほとりたどりゆく   逸郎
◎狼よ撃ち損ねしはいつのこと     俊一
◎年重ねわれ狼となるもよし      幸三
◎探梅やかの老木を見にゆかん     節子
 のらくろの戸毎あいさつ初句会    節子
 名にし負ふ引き摺り鐘も氷りけり   遊歩
 深川やさむさむと云ひ木挽町     弘美
 高々と放つ桃弓鬼やらふ       梅子
 もどりきし放蕩息子雪下す      靖彦
 顔だけの大仏おはす寒さかな     ひろし
 炬燵てふ妻の聖域古びけり      怜
 冬薔薇母の吐息にひらきけり     順子
 俳諧も女上位や女正月        洋
 傘寿とて鬼棲みつくや豆を撒く    邦紀
 穴熊のうつらうつらと爪をとぐ    怜
 CTの我が身の輪切り寒波来る    ひろし
 地吹雪や不意に墨絵のただなかに   俊一
 宍道湖の底掻いて取る寒蜆      ひろし
 春を待つ津軽山唄ひびきけり     梅子
 あかぎれや村一番の紙漉女      和子
 探梅やかの人と見しあたりまで    順子
 かみついて狼といふ男かな      和子
 昔より山犬様とふるさとは      梅子
 探梅や富士のふところ深くまで    間宮伸子
 探梅や対岸へゆく橋はなく      怜
 千里飛び来て白鳥は求愛す      間宮伸子

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