５月 奈良句会
日時 ５月１４日（土） １３時３０分～１６時３０分
句会場 志賀直哉旧居 食堂
奈良市高畑町１２３７－２ Tel. 0742-26-6490
吟行（自由参加） 近鉄奈良駅タクシー乗り場 １０時集合
春日大社、上禰宜道 新薬師寺を吟行します。
参加人数 会場の都合上１０名限定です。 詳細は奈良支部 上田までご照会下さい。
吉野山花の句会報告（十日、十一日、吉野山戎館、二四名）
満山の花の中、岡野弘彦先生、三浦雅士先生、長谷川櫂先生のご出席を賜り、また先生方それぞれに深い選評を頂きこの上ない充実した
句会となりました。
長谷川櫂先生特選
水もまた花のやはらぎ顔洗ふ 通江
先頭は空飛ぶ鉢や花吹雪 尚子
千人で搗きて供へん花の餅 光枝
花の尾根ひとすぢのびて雲の中 美那子
赤だしや一日を花の山づかれ 尚子
引敷の貉や狐花会式 きよみ
さらさらと命養ふ花の粥 光枝
一語一語玉のごとしや花の稚児 光枝
花吹雪杉にかかれば雪のごと 忠雄
花吸ひのあつちこつちと茶粥かな きよみ
日本の花の出臍や吉野山 雄二
ひたすらに白き眠りを花の下 竜樹
殺生界埋めつくしてや花の塵 桃瑪
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