3月、東京・神奈川吟行句会のご報告

桜の名所・飛鳥山と王子の狐で有名な王子稲荷神社を吟行しました。参加者は、26名。4月の東京・神奈川吟行句会は、埼玉句会との合同秩父吟行句会となります。

花冷の塊として陸蒸気       道夫
うららかやポンと射的のコルク銃  桃瑪
のこりしは石一つなり花の庵    千方
人間が狐をだます朧かな      おほずひろし
永き日や石の狐も子を抱ける    道子
しつかりと食べて寝て待つ桜かな  光枝
花冷えの花屋にたまる花の屑    琅太
花冷の暗き狐の穴覗く       片山ひろし
花人の中に王子の狐かな      明子
この穴や狐も朝寝してをらん    美津子
日本に花を咲かせし人ならん    梅子
初花のこもれる息を吐きにけり   じろ
花曇り人出でし戸の半開き     東久
囀りのまた囀りて空しづか     宣行
子狐も正座してゐる花筵      和子
我もまためでたく春の塵となる   靖彦
この国に花見をせんとや生まれけむ 淳子
紫木蓮一番列車北をさし      呑空
近づけば近づくほどに山笑ふ    ひとみ
水鏡花一弁の落ちにけり      博
花の昼狐飯など掻き込んで     佐幸
滝に咲く花を訊ねてきたりけん   振昌
都電来るおもかげばしといふ春野  伊豆山
春を詠みせきれいの間の句会かな  四郎
一・二分の花に草木瓜真紅     あつ子
場所取の二人の昼餉花三分     菊江

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