11月、東京・神奈川吟行句会のご案内&句会報告

★日時:
2015年11月28日(土) 午前10:00

★集合場所:
深大寺 山門前

★アクセス:
以下の各駅からバスに乗り「深大寺」下車。乗車時間は15~20分程度です。
京王線調布駅中央口から 小田急バス吉祥寺行き、または京王バス深大寺行き
京王線つつじヶ丘駅北口から 京王バス深大寺行き
JR中央線三鷹駅南口から 小田急バス調布行き、または深大寺行き
*集合より早く着いた方、あるいは遅れた方は吟行をすませて句会場にお入りください。

★吟行地:
深大寺 神代植物公園
http://www.jindaiji.or.jp/

★句会場:
神代植物会館 小会議室 13:00~16:00  
〒182-0017 調布市深大寺元町5-31-10 電話0424-83-2300
句会場の会館は神代植物公園(入場料500円)の中にあります。
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/map045.html
 
☆深大寺は東京では浅草寺に次いで古い歴史を持ち、創建は天平733年といわれ、鎌倉時代は源氏の祈願所として栄えました。茅葺きの山門は桃山時代に作られたといわれています。
☆深大寺周辺や神代植物園は武蔵野の面影を残し、冬紅葉が美しい頃でしょう。神代植物園は4,500種、10万株の植物が植えられ四季折々の花が楽しめます。別園の水生植物園は枯れ葦など初冬の風情でしょうか。
☆周辺には蕎麦屋が多数あり、公園内にも食堂が一軒あります。
☆出句は10句。13:30〆切とします。   
✿どうぞお出かけください [係:葛西・大場]            
 
10月の句会報告

秋晴の中、城北の総鎮護でもあり、虫封じでも有名な穴八幡宮と戸山公園を吟行しました。参加者は、21名。
 
 種もまた風にまかせてゆく秋ぞ    美津子
 行く秋をちよつと探しに箱根山    侑子
 虫封じ効きて健やか七五三      光枝
 布袋様たらふく召され今年米     桃瑪
 柿たわわ天にはじける子等の声    順子
 小春日の神の恵みの木椅子かな    四郎
 草の実のはじけるときのしづけさよ  千方
 淋しさもぜいたくのうち秋夕焼    ひとみ
 地に影を映す高さや秋の蝶      道子
 良き風を袂に入れて七五三      佳余子
 ばら一重秋の日深く吸ひ込みて    あつ子
 神の域ひかりの秋の満ちてをり    呑空
 随身はみな美男なり新松子      佐幸
 行く秋や天下の険を征服す      梅子
 秋の日をわがものとして朱の鳥居   靖彦
 箱根山富士は見えねど天高し     明子
 山頂や落葉一枚吹き上がる      じろ
 誰かれに似ませる布袋秋澄めり    菊江
 物思ふふりしてベンチ秋深し     益美
 存へて秋日に隠る蝉の殻       宣行
 柿もみぢ練兵場の夢の跡       伊豆山

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