4月、東京・神奈川吟行句会のご案内

★日時:
2015年4月25日(土)午前10:00
 
★集合場所:
荻窪駅 南口(a) 地上出口
荻窪駅はJR中央線・東京メトロ丸ノ内線が通っています。荻窪駅から大田黒公園まで徒歩で12分ほど。早くいらした方、集合に遅れた方は吟行をすませて句会場にお入りください。
 
★吟行地:
大田黒公園角川庭園(すぎなみ詩歌館)
〒167-0051 杉並区荻窪3丁目33番12号 電話03-3398-5814
 
★句会場:
角川庭園(すぎなみ詩歌館)詩歌室1  12:15~17:00
〒167-0051 杉並区荻窪3丁目14番22号  電話03-6795-6855
大田黒公園も角川庭園も住宅街にあり、近くに飲食店はありません。12:15から句会場に入れるので弁当持参が安心です。荻窪駅前は飲食店もコンビニも多数あります。
 
☆大田黒公園は音楽評論家大田黒元雄の屋敷跡地に回遊式日本庭園が整備された公園です。正門からの銀杏並木、庭園の楓など若葉の美しい頃です。レンガ色の西洋風の建物は大田黒氏が仕事場として使ったもので、室内には愛用のピアノや蓄音機などが展示されています。

☆角川庭園は大田黒公園から徒歩5分ほど。俳句にふさわしい野趣あふれる庭園で四季折々の花や草木が楽しめます。庭の斜面に建つ詩歌館には、角川源義の俳句や所蔵品が飾られている展示室、茶室、詩歌室などの部屋があります。
 
☆出句は10句。13:30〆切とします。
 
✿どうぞお出かけください [係:葛西・大場]
 
 
3月の吟行句会報告
桜が咲き始めた浜離宮恩賜公園を吟行しました。参加者は、19名。
 
菜の花の揺るるはやがて蝶となり  宣行
五分咲きよ三分咲きよと桜狩    梅子
菜の花の黄に染まるまで遊びたし  千方
ビル一棹二棹三棹かぎろへる    美津子
白木蓮人に見られて汚れけり    道子
スキップは菜の花畑でなほ弾み   ひとみ
手直しの一句めでたし牡丹の芽   靖彦
仰ぎ見て屈みて触れて花愛づる   菊江
鋼鉄のビルしなやかや春霞     厚子
囀りのかたまりとして木々のあり  益美
菜の花の中とほりゆく乳母車    邦吉
一塊は菫星団といふべきや     博
桜染め桜の色のそのままに     涼子
風狂の心は知らず春の鴨      洋
ぷつくりとはじめる前の桜かな   侑子
ちぎりみて春の落葉の芳ばしく   孝予
春陰や貝の口より白き烟      佐幸
一枝は君が頬なで紅枝垂      伊豆山
おにぎりのころがりし先仏の座   明子

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