10月、東京句会のご案内

日時:10月11日(土)
集合:午後1時
会場:亀戸文化センター
会費:2,000円(学生半額)
 第一句座:持寄5句出句5句選
 第二句座:席題3句出句3句選
*大谷主宰ご出席の句会となります。
*会場は亀戸文化センターですので、ご注意ください。
*香川の曽根崇さんがご参加の予定です。

9月の東京句会報告(29名参加)
* 一部直しが入っています。
* ◎が特選です。
◎シヤガールの色を冷やして西瓜かな  北嶋正和
◎衣被つるりと剥けて月の顔      神谷宣行
◎満月につれてゆかれし妹と思ふ    土志田みほ
◎牧の原隈なく食うて馬肥ゆる     園田靖彦

 いつもより近きわが山水澄めり    杉山常之
 きのふけふ人騒がせな秋の蚊ぞ    杉山常之
 リヤカーや藷積み児積みえんやらや  真板道夫
 アルプスの風しつらへて洗ひ鯉    真板道夫
 破蓮こはいものなどない女      神戸秀子
 唐黍を食ひ散らかして烏かな     神戸秀子
 生きてきて今が盛りや菊の酒     山本智恵子
 玉蜀黍焼いてゐるらし醤油の香    山本智恵子
 新蕎麦やお不動様の水汲んで     熊谷佐幸
 その中にもろこし畑や秋出水     熊谷佐幸
 歌麿の品川の月今日の月       佐川あけみ
 自然薯の深さ井戸掘るごとくあり   佐川あけみ
 破蓮の右も左も枯れてをり      岩﨑ひとみ
 唐黍や長生き自慢歯の自慢      岩﨑ひとみ
 ふるさとのわけても金の稲穂かな   軍地四郎
 唐黍や昔は暇な小学生        間宮伸子
 容赦なき風の中なり破蓮       金澤道子

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