7月、東京・神奈川吟行句会のご案内

★日時:2014年7月26日(土)午前10:00

★集合場所:小石川後楽園入口
JR総武線「飯田橋」東口徒歩8分、地下鉄大江戸線「飯田橋」C3出口から徒歩2分、東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋」A1出口から徒歩8分、丸の内線・南北線「後楽園」中央口から徒歩8分。
*集合に遅れる方は吟行をすませて句会場にお入りください。

★吟行地:小石川後楽園 〒112-0004 東京都文京区後楽1-6-6
TEL.03-3811-3015

★句会場:園内涵徳亭 円月・不老の間(洋室) 12:30~16:00
*昼食を済ませて句会場にお入りください。

☆小石川後楽園は、江戸時代初期、寛永6年(1629年)に水戸徳川家の祖である頼房が、江戸の上屋敷の庭として造ったもので、二代藩主の光圀の代に完成した庭園です。光圀は作庭に際し、明の儒者である朱舜水の意見をとり入れ、中国の教え「(士はまさに)天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から「後楽園」と名づけられました。また、庭園の特徴として各地の景勝を模した湖・山・川・田園などの景観が巧みに表現されています。
今は大都会のオアシスとなり、蓮や百日紅の花が迎えてくれることでしょう。
     
☆出句は10句。13:30〆切とします。             
☆どうぞお出かけください
[係:大場・葛西]

6月の句会報告
荒梅雨の大宮八幡宮と和田堀公園を吟行。25名。

形代に女と書きて息かけて       光枝
形代にほのかな湿りありにけり     藤子
眠るまま茅の輪をくぐるややこかな   宣行
明易し卵はまだか烏骨鶏        梅子
たつぷりと梅雨の恵みの大地かな    洋
河骨の一輪を見に雨の中        孝予
大茅の輪かの世この世とめぐりけり   道夫
羽一本おとして鴨の更衣        順子
東京は路地よりなれり立葵       千方
蓮池に縄文の風吹き渡り        秀子
五月雨や参道昼を灯しをり       菊江
今年はや半分過ぎし茅の輪かな     かよ
青大将蓬莱島をめざしけり       厚子
七夕や園児にはやも恋心        佐幸
形代や昔ヤ鳴らせし暴れ川       伊豆山
梅雨といふ水の輪廻のひとつかな    東久
白靴を泥まみれにしてしんがりに    美津子
武蔵野にかはせみの国残りをり     ひろし
気充るや五月の闇に矢を射こむ     呑空
参道は雨に洗はる夏木立        明子
かるがもの子どもはどこにゐるかしら  侑子
大賀蓮目高も金魚もふところに     あつ子
茅の輪の輪収まる森と大鳥居      四郎
荒梅雨の川しづかなる四葩かな     じろ
梅雨きのこ大中小と親子かな      ひろみ

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