7月、東京句会のご案内

日時:7月12日(土)
集合:午後1時
会場:青山こどもの城
会費:2,000円(学生半額)
 第一句座:持寄5句出句5句選
 第二句座:席題3句出句3句選
*大谷主宰ご出席の句会となります。
*東京句会の主会場は6月より亀戸文化センターとなりましたが、7月は青山こどもの城にいったんもどりますので、ご注意ください)

6月の東京句会報告(29名参加)
* 一部直しが入っています。
* ◎が特選です。
◎あひづちの合間に響く蠅叩き     熊谷佐幸
◎滴りの苔とつてきて苔の玉      丹野麻衣子
◎しづかなる蟻の国にも兵がをり    片山ひろし
◎墓問へばほれ蚊柱のたつところ    関根千方
◎この浮巣八幡様に護られて      間宮伸子
 子亀売逃げんとするをひき戻し    間宮伸子
 ジヤスミンの香に倦き吾の駄句に倦き 間宮伸子
 かき氷どこから山を崩さうか     間宮伸子
 山小屋はズボンを枕明易し      真板道夫
 何とまあ一茶の土蔵蚊の栖      真板道夫
 十薬を踏まねば行けぬ父の墓     真板道夫
 片蔭に入りて話のつづきせん     金澤道子
 夏座敷ためつすがめつ軸の文字    金澤道子
 十薬や雨受けきれぬ鎖樋       金澤道子
 蟹遊ぶ時刻表などなき渡し      杉山常之
 十薬や今もけなげに多摩湖線     杉山常之
 よきにほひ辿れば我が家五月晴    熊谷佐幸
 軽鳧の子の先頭ゆくは兄ならん    勝又眞子
 梅雨しとど蚯蚓は喜々と身をのばし  本谷厚子
 ほととぎす一夜の旅を寝ね惜しみ   神戸秀子
 短夜や父を奪ひし沖縄戦       吉田順子
 目ぢからで蠅を押さへて叩きけり   神谷宣行
 断崖のずり落ちさうな植田かな    三田菊江
 動き出す北斎漫画雲の峰       西川東久
 風切つて審判の笛雲の峰       飯沼明法
 いざ行かん青い罌粟みにヒマラヤへ  持田明子
 南極の塊ここにかき氷        園田靖彦

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