夕方、菊を切ろうと庭にでてみると、何もかもが茜色の世界であった。夕日に染まるなどの平凡な描写ではない。「茜びたし」という表現が、どっぷりと浸るような独特の感覚を伝えている。その驚きは、切れ字の「かな」に込められている。(稲田恵子)
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