「登高」とは中国古来の風習。陰暦の九月九日、重陽の節句に近くの山に登って菊の酒を飲むと厄払いになるという。杜甫はその「登高」で、山上から秋の長江を俯瞰し、百年の憂いを詠んだ。一方、掲句は「海へ山へと足が向く」と、晴れ晴れと、まことに軽やか。人生を謳歌している。(稲田恵子)
「登高」とは中国古来の風習。陰暦の九月九日、重陽の節句に近くの山に登って菊の酒を飲むと厄払いになるという。杜甫はその「登高」で、山上から秋の長江を俯瞰し、百年の憂いを詠んだ。一方、掲句は「海へ山へと足が向く」と、晴れ晴れと、まことに軽やか。人生を謳歌している。(稲田恵子)