古志会員による一句鑑賞

『草の市』とは、盆の行事に使う灯籠や提灯、蓮の葉やほおずき、なすや麻殻などを売る市のこと。昔は十二日の夜から翌朝にかけて市が立った。掲句、作者が草市の中を通っていると、売り手と買い手のやり取りが聞こえてきた。初めての盆用意なのだろうか、その値段におどろく声。草市の中、おどろいている人も、先祖をお迎えしようとしている人のひとりである。(山内あかり)

§2246 · 8月 13, 2010 · 飴山實の一句 · · [Print]

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